胆のう炎がよくわかる

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急性胆のう炎の症状や原因

食後に急激にお腹が痛くなる症状がでる原因としてはいくつかの病気が考えられますが、急性胆のう炎も食事の後におなかの痛みの症状が起こる代表的な病気です。

 

多くの場合、食後30分位に腹部の激痛をおこす急性胆のう炎は厳重な注意が必要です。

急性胆のう炎の起こる原因としては、脂っこい食事を沢山食べたり、お酒などのアルコールの取りすぎなどがあげられます。胆のう炎の腹痛は胆のうの中にある胆汁という液が詰まってしまい、胆のうが腫れ上がってしまうためにおこります。

 

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慢性胆のう炎の症状や原因

慢性胆のう炎は、急性胆のう炎を繰り返し起こすことによって慢性化するものと、始めから慢性胆のう炎を発症している場合があります。

 

急性の胆のう炎を繰り返して慢性化した場合は、食後にもたれる感じがしたり、軽く痛んだりするなどの症状がみられますが、始めから胆のう炎を発症している場合、ほとんど無症状です。

 

なので、これを発見するには、超音波検査などでみつけるしかありません。定期健診などでたまたま発見される場合も少なくないようです。

 

急性胆のう炎を何回も繰り返すことで胆のう壁に炎症が残りもとどおりにならなくなるのが主な原因です。

胆のう炎の治療、手術

多くの場合は摘出手術を行います。

ですが、腹痛や発熱などの炎症がある急性期に開腹手術や内視鏡での切除は注意が必要です。こういった場合はまず、抗菌薬などで炎症を抑えてから手術をするのが一般的です。

 

手術後は約90%程度の患者さんが症状が消えますが、なかには腹痛や下痢が続く患者さんもいます。これを胆のう摘出後症候群とよんでいます。

 

原因は胆石を取りきれずに残ったものや胆汁酸によるものなど様々なので、症状に見合った治療が必要です。

 

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